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「いやぁ暑いですね~~。 皆さん! ストレス解消してますか?(唐突)」

 

 

 

 

・・・こんにちは。

何の脈絡も無く、本題へ切り込む五反田でありますが、今回は訳あって「職場のストレス」などについて私見を

展開してみたいと思います。

 

 

「職場のストレス」ってどんなもの?

 

 

まず最初に分かり易く「定義」からいきましょう。 コチラをどうぞ。

 

厚生労働省 こころの耳 ストレスとは

 

抜粋して引用します。

ストレスという用語は、もともと物理学の分野で使われていたもので、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態を言います。ストレスを風船にたとえてみると、風船を指で押さえる力をストレッサーと言い、ストレッサーによって風船が歪んだ状態をストレス反応と言います。医学や心理学の領域では、こころや体にかかる外部からの刺激をストレッサーと言い、ストレッサーに適応しようとして、こころや体に生じたさまざまな反応をストレス反応と言います。 私たちのこころや体に影響を及ぼすストレッサーには、「物理的ストレッサー」(暑さや寒さ、騒音や混雑など)、「化学的ストレッサー」(公害物質、薬物、酸素欠乏・過剰、一酸化炭素など)、「心理・社会的ストレッサー」(人間関係や仕事上の問題、家庭の問題など)があります。普段私たちが「ストレス」と言っているものの多くは、この「心理・社会的ストレッサー」のことを指しています。職場には仕事の量や質、対人関係をはじめ、さまざまな要因がストレッサーとなりうることが分かっています。 ストレッサーによって引き起こされるストレス反応は、心理面、身体面、行動面の3つに分けることができます。心理面でのストレス反応には、活気の低下、イライラ、不安、抑うつ(気分の落ち込み,興味・関心の低下)などがあります。身体面でのストレス反応には、体のふしぶしの痛み頭痛、肩こり、腰痛、目の疲れ、動悸や息切れ、胃痛、食欲低下、便秘や下痢、不眠などさまざまな症状があります。また、行動面でのストレス反応には、飲酒量や喫煙量の増加、仕事でのミスや事故、ヒヤリハットの増加などがあります。

これらのストレス反応が長く続く場合には、過剰なストレス状態に陥っているサインかもしれません。これらの症状に気づいたら、普段の生活を振り返り、ストレスと上手に付き合うための方法(コーピング)を工夫してみることをおすすめします。また、これらの症状の程度が重かったり長期間続くような場合には、専門家(精神科、心療内科)に相談することをおすすめします。

厚生労働省が5年に1回行っている「労働者健康状況調査」によれば、「仕事や職業生活でストレスを感じている」労働者の割合は、50.6%(1982年)、55.0%(1987年)、57.3%(1992年)、62.8%(1997年)、61.5%(2002年)、58.0%(2007年)、60.9%(2012年)と推移しており、今や働く人の約6割はストレスを感じながら仕事をしていると言えます。

 ストレスの内容を具体的に見ると(2012年の調査結果)、人間関係(41.3%)が最も多く、仕事の質(33.1%)、仕事の量(30.3%)と続きます。これを男女別に見ると、男性では人間関係(35.2%)が最も多く、仕事の質(34.9%)、仕事の量(33.0%)と続くほか、会社の将来性(29.1%)や昇進、昇給の問題(23.2%)、定年後の仕事・老後の問題(22.4%)についても男性の3人から4人に1人の割合で訴えていることが分かります。一方、女性では人間関係(48.6%)でストレスを自覚している人が約半数を占め、続いて仕事の質(30.9%)、仕事の量(27.0%)と続いています。

 

ざっくりと要約すると

 

・ストレッサー(外因的要因)が、私(自分)に作用して「起きる歪み」=ストレス作用

 

・ストレッサーは大きく分類すると「物理的ストレッサー」、「化学的ストレッサー」、「心理・社会的スト

レッサー」の3つに分類され、特に「心理・社会的ストレッサー」(人間関係や仕事上の問題、家庭の問題な

ど)が職場での主な要因となりうる。

 

具体的なストレッサーの内容を見ると、人間関係(41.3%)が最も多く、仕事の質(33.1%)、仕事の量

(30.3%)となる。これを男女別に見ると、

男性では人間関係(35.2%)が最も多く、仕事の質(34.9%)、仕事の量(33.0%)

女性では人間関係(48.6%)でストレスを自覚している人が約半数を占め、仕事の質(30.9%)、仕事の量

(27.0%) 「2012年の調査結果」

 

といったところでしょうか。

 

 

数字では敵のすがたは見えているのに、なんて手強い!

 

 

うーん。この資料を見る限り、「人間関係」と「仕事の量」で半数以上を占めています。

ならば「人間関係」と「仕事の量」を緩和出来れば、だいぶ過ごし易い職場に出来そうです。

 

ですが、皆様も肌感覚でお判りの様に、この「人間関係」と「仕事の量」というストレッサー自体は「複合的な

要因が現れている作用」なのでその作用自体をすぐに無くす・変えることは難しいと思います。

 

「頑固な人には何を言ってもダメ」と同じ理論で、現時点で「現れている作用」を消そうとする行為は過大な労

力を無駄にします。

 

であるならば、まずは応急措置として①「受け手(つまり自分)の形を変える」努力をした方が、時間も労力も

それ程掛らない筈です。なんたって自分の考え方ひとつですから。

 

そして同時進行で②「労働環境を改善できる権限を持つ人(主に上司になるでしょうが、複数の同僚も可)との

コミュニケーション」をしつこく、そして丁寧に行い、ストレッサーに対応してもらいましょう。

 

それは、2015 年に「労働安全衛生法」が改正されて、平成27年12月1日にストレスチェック制度が施行された

事に由来します。

 

ご存知の方も多いと思われますが、この「ストレスチェック」は事業者が労働者のストレスの状況について検査

を行うことで、労働者自らのストレスの状況について気付きを促し、個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減

させるとともに、職場環境の改善を行うといった取組です。(注意! ただし改善等は努力規定です。)

 

厚生労働省 ストレスチェック等の職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策等

 

なので、「職場環境の改善」という大義名分を掲げて対応の協力を仰げば、「イヤだ!」と言う人はいない

のではないでしょうか。

 

そして最後に③第三者に相談することを考えるべきかもしれません。

 

真っ先に思い浮かぶのは、監督署(労働基準監督署)でしょうか。若しくは事業所と契約している社労士でも良

いと思います。

 

社労士は顧問先事業所の金銭以外の利益も重視します。なので間違い無く、運営上マイナス要因である「職場内

のストレッサー」は、社労士の「敵」です。きっと何とかしてくれます(その筈です)。

 

上記の措置を行う際に、恥や外聞なんか気にしちゃダメです。なるべく早くガンガン、コミュニケートしていき

ましょう。自分の為、ひいてはみんなの為ですから。悪い芽は育たない内に摘んでしまいましょう。

 

 

最後に

 

 

だいぶ駆け足での紹介になってしまいましたが、「職場のストレス」を取り上げた理由が2つあります。

 

1つ目は、顧問先の従業員の方から相談を受けたという事です。

この点は従業員の方にも了承を得て、社長さんと協議の上、改善をして頂きました。

この点でも「コミュニケーションって大事」だと痛感しました。

(従業員の方の不利益等は当然ありません。とても理解のある社長なので、素直に受け入れてくれました。)

 

ご本人も精神的にチョットしんどかったらしく、要約すると「ストレスコーピング*1が大変だった。」との事で

した。

 

という訳で、非常に深淵な「職場のストレス」という問題は、随時考えていきたいと思います。

 

 

最後に理由の2つ目ですが、上記相談を受けた後、「コレだ!!」と思い、ご紹介したかったんです。

 

最近、近距離の移動には自転車を使う様にしているのですが、これがまた、非常に気持ち良い。

 

 

夕方、堤防の上から眺める、川面とその向こう側に広がる山々と田園風景。

 

そこに沈む夕日を独り占めです。

 

 

 

(*私の住むところではありません。)

 

 

その美しい風景の中、

 

 

「うおぉぉぉぉぉ~~~」と汗だくで、自転車を漕ぐのがストレス解消になっているようです。

 

 

(風景台無し。)

 

 

なので、近距離の移動には自転車とか、いかがでしょう。(・・・説得力無し。)

 

 

*1 ストレッサーへの対処方法の事を総じて「ストレスコーピング」と呼ぶようです。

向き不向きもあるでしょうから、自分にあったコーピングを選択することが重要です。

 

厚生労働省 e-ヘルスネット ストレスコーピング