• 弊所のモットーは「もっと仕事を楽しくしたい。」です。

 

社労士のブログとあまり関係なさそうなんですが、

「なにっ!これは良企画では!!」と、わたしの「体内検知器」がいい感じに振り切れたので、気にせず取り上

げます。

 

きっかけはコレです。ちょっとしたニュースにもなった様なのでご存じの方も多いはず。

 

内閣府男女共同参画局 おとう飯始めようキャンペーン

 

 

このキャンペーンロゴ、正直ツッコミどころ満載なんですが、主旨には大賛成です。

 

 

まずは、チョット聞いて。(お願い)

 

 

この企画、結構風当たりも強いようで、もっともな意見も見受けられます。

 

「長時間労働の是正が先だ!」

「おとう飯は見た目が悪くて、おかあ飯は見た目が良くなくちゃダメなのか」

「作るだけ作って、後片付け誰がやるねん」

「おかあ飯にけんか売ってんのか」

 

・・・すべて「言いたい事はよく解ります。おっしゃる通り」なんです。

なんですが、チョット聞いて。(お願い)

 

まず、「長時間労働の是正」ですが、これは全ての大前提です。これが無ければ始まりません。

これは、国や経営者といった立案・経営サイド、政策課題の問題です。ここにも書いた通りです。

「1日8時間労働」って、オプションはついてません。(労働基準法 第32条第2項)

 

 

なので、お父さん達を家事へ引き込む導入という役割を果たす「おとう飯」とは区別してほしいのです。

 

下の図を見てください。

日本人男性の6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連時間は先進国中、最低の水準です。

(出典 内閣府男女共同参画局 男女共同参画白書 平成29年版

I-3-8図 6歳未満の子供を持つ夫婦の家事・育児関連時間(1日当たり,国際比較)より引用)

 

 

日本人男性の家事・育児関連時間が突出して短いのと、綺麗に反比例した日本人女性の家事時間が長さが見て取

れます。

 

「だけど、仕事が忙しいから家事は出来ないよ。」との声も聞こえてきそうですが、こんなのもありました。

 

(出典先 同上 I-3-9図 6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連行動者率 より引用

 

 

特に左上の表に注目! 夫婦共働きの家庭で、家事に勤しむ男性は2割にも届きません。

つまり、共働き家庭であっても、8割以上の男性は家事をしていないということです。

これでは、「仕事が忙しい」との言い訳は出来ないかも。

 

それ以上に、こんな状況を放置しておくのは、色々な意味(ジェンダー差別解消の不作為、女性の社会進出の阻

害、「何もできない男性」の創出等)で男女共に不幸です。

 

なので、「あくまでもきっかけとして捉えませんか?

 

また、「おとう飯は見た目が悪くて、おかあ飯は見た目が良くなくちゃダメなのか」などは違うんです。

 

キャッチコピーのせいなんです。“おとう飯”ならいいんです!とか余計な事言っちゃうから・・。

 

 

「おかあ飯」は、綺麗に作らないといけない。とか他意を含むのでは決してありません。(*私見ですが)

 

 

「最初はこんな感じからしか出来ません。ですが、少しづつ成長するから許してね。」と言う歩み寄り、

 

つまり「愛情表現」なんです。なので取り合えず、やらせてみて下さい。最初は誰だって、勝手が解りません。

 

 

(わたくし事ですが、わたしが最初に焼いた「卵焼き」は小学校の運動会のお弁当に入れましたが、「ゴム」の

硬さでした。

校庭で苦虫を噛み潰した様な顔をしながら、卵味のゴムを食べた事が今まで家事を続けられたきっかけになった

かもしれません。

また、シンク周りに飛び散った水のふき取りもよく叱られました。あれって最初の内は気が付かないんです。

料理し終わったら、気が抜けてしまうんですよ。)

 

 

最後に

 

 

この「日本人男性の家事時間は世界でも最短である。」という結果の背景には、お気づきの通り、様々な原因が

混在しています。*1

ですが、理由はどうあれ、「楽しいからやってみよう。」と強く言いたいです。

 

全ての料理を温かいまま、テーブルの上に並べるために、工程を逆算しながら、作業するのは、「仕事」と一緒

です。非常に頭を使いますよ。

 

「で、お前はどうなんだ。」と言われそうなんですが、わたしは「料理は大好き」です。

(この際、おいしい、おいしくないは別の次元の話ですからね。ね。

 

 

これを機に、「社労め士」とか商標登録して、ブログつくって、料理研究家になって、料理本出して、印税

生活始めようかなぁ~。(ウットリ)

 

 

(参考までに商標登録はコチラ。 独立行政法人 工業所有権情報・研修館

 

*1男女間における平均勤務時間の格差、長時間労働を是認してしまう企業体質、所定内給与における男女間格差

など多岐に渡ります。今回調べてみて、色々発見があったので回を改めて報告したいと思います。